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2005年10月31日 (月)

サウジアラビア-変わりゆく石油王国 保坂修司著 

採点 ○  2005.10

2005年発行の最新のサウジアラビアの状況が記載された良本。  人民の様子、宗教、教育、政治が過去から現在まで分かり易く纏められている。 サウジを旅行する人、出張する人には是非おすすめ。

読んでいて特に驚いたことを下記に記す

1.労働市場に参入するサウジ人の約30%が小学校中退組みで、男性の中学卒業者が36%、高校卒業者が13%しかない現実には驚かさせられる。 サウジの失業率は25歳以下の若者で約30であり、サウジ人の雇用促進が行われているが、これでは雇うにも無理がある。 

高校卒業までの教育費は無料であるが、義務教育ではないとこんな結果になるのだろうか? 

2.宗教教育が小学校では1/3の時間を中学でも1/6の時間で行われており、他宗教の排他教育、ジハード教育がなされているのには驚いた。 9.11のテロ以降行き過ぎた教育の見直しが行われているとのことだが、現場ではまだまだ過激な教育が行われている。多くのテロリストを輩出した背景が理解できた。 やはり教育は大事である

サウジの教育システムを読んでの感想だが、中国、韓国で行われている反日教育もやはり同じだろうと感じた。真の関係を望むのであれば、両国の反日教育そのものを改善しないとだめだとあらためて実感。 日本政府も教科書問題で言われっぱなしではなく、主張すべではないだろうか? 

3.女性は自動車の運転も禁止。当然、参政権もない。しかし、2003年以降、徐々にではあるが、民主化が進行している。

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