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2005年11月

2005年11月29日 (火)

MOMENT 本多孝好著

私の評価 △ 2005.11読書Moment

死ぬ前にひとつ願いがかなうとしたら・・・ 末期患者の願いをかなえつことで成長する病院清掃アルバイトの主人公。
4つの願いが描かれており、必ずしも共感しないものもある。  最後願いは安楽死。

私がもし病気で死ぬような時は何を願うだろうか? やはり安楽死が一番に浮かぶ。今の医療は治る見込みのない者を生かし続ける医療 末期医療としてこれは本当に正解なのだろうか? 自分にはそんな医療はやってほしくない。でも、自分の家族がそのような状態になれば、やはり少しでも長く・・・と考えるのだろう。
難しい問題だ。

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2005年11月28日 (月)

単身赴任解消

27日 単身赴任寮を引越し、自宅に戻ってきました。2年半の単身赴任だった。

一人になれば、あれもしたいこれもしたいと思っていたが、結局何もできずに、仕事だけをした。これからは家族のために時間をとろうと思う 好きな釣りも復活だ。

気のゆるみだろうか? 先週から体調を崩してしまった。 今は咳がひどく、喉と腹筋が痛い。助けてくれー!!

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2005年11月23日 (水)

すぐそばの彼方 白石一文著

私の評価 ○ 2005.11読書sugusoba

皆さんの本を選ぶ基準は何でしょうか? 私の場合、まずタイトル。本屋さんで歩きながら文庫本を探すが、タイトルに興味を持たないものはまず手に取らない。 次に著者。 好きな作家、以前読んで面白いと思った本の著者の本があれば手に取る。
本書はその両者でヒット。一瞬の光は面白かったし、タイトルがいい。

4年前の不祥事で精神的不安定になった主人公の龍彦が、代議士の父の政治活動を手助けする間に自分を取り戻す過程が描かれている。 総裁レースを舞台に裏世界と表の政治を描いており、進行に幅を持たせており面白い。 しかし、こんなに女性にもてる男がいるのだろうか?女性が読むと怒りださないだろうか? 単なる私のひがみかも・・・

結局はすぐそばの彼方、不祥事の原点に戻り気付く主人公。 いいラストシーンだった。

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2005年11月20日 (日)

鳥取花回廊 2005年9月23日

ちょっと古いが、コスモス公園と鳥取花回廊で取った写真 

久々にゆっくりできた日だった

kosumosu higanbana sarubia hana5 yuri

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何の花? 家の庭 2005年11月

クローバーみたいな葉で、夏から咲いている。hana2

生命力が強く、満開になるとピンクで本当にきれいだ。

残念ながら名前は知らない。 

知っている方教えてください。

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庭の花2005年11月

これは何の花だろうか? hana1

確かバーブに咲いた花だ セージだったかな。

赤く可憐に咲いている

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エスカレーター 片側は空けるべきか?

久しぶりに地方のデパートに行った。 非常にリラックスしてエスカレーターに乗った。家族で話しながらそのまま並んで乗った。家族連れで賑わっていたが、皆楽しそうだった。

今都会では、この当たり前のことが出来なくなっている。東京では一列縦隊で左側に乗り、大阪では右側に乗る。当然ながら、片側が空いているので、エスカレーターの前は混雑してしまう。皆買い物を楽しみに来ているので急いでいる人はほんの一握りだ。 なぜこんな馬鹿げたことをするのだろう。 デパートもさせるのだろう。

駅でもそうだ。電車が到着して、エスカレーターに多くの人が我先に集まり、年寄りや身体の不自由な人を押しのけて我先にのる。 ここでも片側を空けるので、大混雑。仕方がないので、空いている方を歩いて上る人も多い。 2列で乗って、急ぐ人は階段を使えばいいではないか。

空港での歩く歩道。片側に立ち止まって乗っている年配者の横を、肩にカバンを掛けたサラリーマンが急ぎ足で通り抜ける。カバンがあたって、年配者がよろついても、知らん顔で通り抜ける。そもそも歩く歩道も、エスカレーターも足腰の弱い人の為に設置されているはずだ。 急ぐ人は階段を上ればいいし、通路を歩けばいい。

聞くところによると、このような習慣はロンドンの地下鉄で始まったらしい。 先日、ロンドンの地下鉄に乗ったが、階段がなくエスカレーターだけだった。 これならばうなづける。 急いでる人がいたら、右側を空けてあげればいい。 でも、立っている人にぶつかったり、カバンをぶつけるような人はいなかった。

階段のないこところは、片側を空ける。エスカレーターの暗黙のルールはこれだけでいいではないか。
東京駅で言えば、中央コンコースの中央線ホームエスカレーターぐらいだろうか。

階段のあるところでは、急ぐ人は階段を使おう!!

なんか、つぶやきが不満ばかりになってしまいそうだ

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2005年11月19日 (土)

性善説

三重県が石原産業のフェロシルトをリサイクル認定製品として認可したことに関して、「性善説根拠は認識が甘い」と昨日の新聞に書いてあった。

世の中、性善説で物事が進めば、全く平和な世界になるはずであるが、そうはならない。
石原産業は四日市公害で社会から大きく叩かれ、環境には最も敏感になっていなければならない企業である。三重県の担当者の性善説認識は、そこからスタートしたのだろう。
しかし、会社の体質はそう簡単には変わらないのだろうか? それとも人間(日本人)の体質だろうか? 最近でも、雪印、三菱自動車、橋梁官製談合、空港公団官製談合・・・等、性善説を否定する出来事ばかりである。

大阪で姉妹二人が刺殺され放火される事件が昨日の新聞にあった。テレビのニュース番組で「ばたばたと大きな音や悲鳴、助けてー!と言う声を聞いた」と話す近所の人が出ていた。その時何らかのアクションを起こしておれば、助かったかもしれないし、犯人を捕まえることが出来たかもしれない。でも、何もしなかった。 わたしなら、何もしなかった自分が恥ずかしくてテレビのインタビューにはとても出れない。何かが狂っていると感じた。

怖い、めんどくさい、巻き添えはいやだ、他人とは係わりたくない、自分には関係ない等いくつかの理由があるだろう。気持ちは分かるが、この自分さえよければに起因する「不作為」が、現在日本で発生している多くの問題の本質にあると思う。 上記の石原産業にしても、組織内の誰かは知っていたはずだ。誰かが行動を起こしていらば事前に防げたはずだし、三菱、雪印もみんなそうだ。

行き着くところは「性悪説」に基づく「管理社会」であり「罰則社会」である。私としては「性善説」に基づく法治国家に住みたいと思う。 
やはり教育システムから変えないとどうにもならないのだろうか。

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2005年11月16日 (水)

寒くなった

紅葉狩に行かないうちに、街中でも秋が深まった来た。 バス車中から外を眺めると、木々が色づき赤褐色の桜と黄色の銀杏が重なり合い美しい景色を見せていた。 週末は何処か遠出したいものだ。

出張から戻り、駅から単身赴任寮に帰る自転車も風を受け寒かった。 飛行機のアナウンスでは12℃とのこと  明日からはコートを着ていこう。

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孟夏の太陽

宮城谷昌光著 私の評価 △  2005.11読書moka_no_taiyo

中国春秋時代の趙家の興亡を当主4人の人柄と忠臣に焦点を当てて描いた作品。 登場人物が多く、難しい中国名なので読むのに苦労した。

戦国時代前の春秋時代の国取り、群雄割拠を歴史に忠実に描きながら、全く異なる性格を持つ趙家の当主4人を通じて、リーダーとして必要な人格を描いている。そういう意味では面白い作品だが、ある一面では道徳本かもしれないし、ビジネス本かも知れない。

近年、中国に行く機会が多いが、西安の城壁や万里の長城を見ると心底スケールの大きさや底知れぬ歴史を感じる。 何もなかったところに、6車線の道路が碁盤目に整備された町ができて工業地帯ができる国土の広さや資金力、そこに集まる数えくれない位の人々を見ていると、国力の違いを心底感じる。

信じようと接するが、本心を表さずなかなか信じられない人々。これも歴史が生んだものだろうか?

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2005年11月15日 (火)

星宿海への道

宮本 輝著  私の評価 ○ 2005.10seisyukukai読書

タクラマカン砂漠で行方不明になった義兄、その兄の人生と消息を捜し求める主人公、義兄の子を身ごもった内縁の妻及びそれに関連する人々との人生模様を描いている。

 近年旅したシルクロードからヒントを得たのであろうか、スケールの大きな小説に仕上がっている。たとえ同じ旅を私がしても、こんな物語は全く浮かばない。著者はどんな思考回路を持っているのであろうか? 

 著者の作品は殆ど読んでいる。美しい情景描写とともに登場人物の心情を細やかに描いており、いつも楽しめる。 本編も貧しかった昭和の時代と現代とを通じて、人の生涯と運命の不思議さを叙情豊かに仕上げてある。 

 最後に「星宿海」の秘密が明かされるが、私の目も美しい「星宿海」が浮かび上がってきた。来年の夏には、「星宿海」を見に是非行ってみようと思う。

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2005年11月14日 (月)

ラブ・ストーリー

クァク・ジョヨン監督 私の評価 ◎ 2004.10 レンタルDVD

ソン・イェジン主演、チョ・スンウ、イ・ギウ、チョ・インソン

過去の母の恋と現代の娘の恋を同時進行で描き、最後に運命的な関係が明らかになるラブストーリー。一人二役のソン・イェジンの演技が素晴らしく、可愛い。
映像も大変綺麗で、ストーリーも素晴らしい。 最近見た恋愛映画では最高だと思う。
恋愛ものの好きな方にはお勧め。

最近、韓国映画を見る機会が非常の多くなったが、日本映画同様に、繊細な心や情景の描写が素晴らしいと思う。 アクションやセックスだけのハリウッド映画を全く見る気がしなくなってきた。

戦場に向かうジュナを、「ジュナ! ジュナ!」と泣き叫びながら追いかけるシーンでは思わず貰い泣きしてしまった。 一番記憶に残るシーンだった。

音楽も素晴らしい。 メインテーマとして流れる主旋律は、映像、ストーリーと相まって、心に染み入り、何時までも耳に残る。

ラブ ストーリーHP

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2005年11月13日 (日)

今日は片付けだ!

今日は一日、片付けの日だった。単身赴任解消が決まったのはいいが、戻っても持ち帰った物を入れる場所がない。そこで、来月の引越しに備えて大量処分の日となった。
ふうっ!疲れた。 やはり2年半の赴任は長かった。

問題は冷蔵庫。 台所に2台置くか、釣りえさ専用にするか。悩ましい。

朝起きたら快晴。紅葉狩りドライブに行きたいと思ったが、どこに行くと相談しているうちに、天気が悪くなり片付けに落ち着いてしまった。

「シュワブ軍港化も検討」が今日の新聞の一面。
これはいけない。日本を守るために日米同盟は必要だが、これは行き過ぎだ。同盟と日本を米国の軍事基地化させることは別だ。
米国は世界戦略見直しで、明らかに日本を基地化しようと動いている。政府が議員が声を上げないのが不思議。皆で叫ばなければ。

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蝉しぐれ

藤沢周平著  私の評価 ○ 2005.8読書 

平和な日々を過ごしていた下級武士の長男の主人公が、藩内の跡継ぎ争いに巻き込まれた父の切腹から、どん底の生活になる。剣の修行に打ち込みながら、隣家の少女への淡い恋、固い友人との絆を通して、真直ぐに生き、再度勃発した跡継ぎ争いを知恵と勇気で切り抜け、立身出世する物語。

古く美しい日本の情景が目に浮かぶような文章と、躍動感あふれる主人公たちの動き、ミステリアスな展開であっという間に読んでしまった。いい小説である。

逆境の中、一途に剣の修行に励み「秘剣」を伝授されるまでに人間的、技術的に成長する主人公。村八分にされたような主人公とのより強い友情を続ける幼馴染たちの成長、時代小説だからこそ描ける日本人が理想とする姿だ。 是非若い人に読んでもらいたいと思う。

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蝉しぐれ

黒土三男監督、藤沢周平原作

私の評価 △ 2005.10 映画館にて

市川染五郎主演、木村佳乃、緒形拳、ふかわりょう他

藩内の権力闘争で父が切腹させらた少年主人公の苦難からの立身出世と、友情、恋の物語。

原作が良かっただけに、期待して見に行った映画だったが、いまいちだった。
同行者は途中で寝てしまった。一つ一つの場面が短く、かつ関連性が掴み図らい。原作を読んでいる私は問題なかったが、同行者には理解が難しかったようだ。
しかし、日本の情景の美しさは原作と同様に綺麗に仕上がっていた。

大勢の刺客と戦うシーンは迫力を出そうとしているのか、少し無理があった。宿敵との決闘シーンも漫画チックで興ざめした。
数十年後までも思い続ける二人の関係も、前半での恋愛シーンがない状況下では理解が難しいのではないか。
いずれにしろ、感動の少ない映画に仕上がっており、残念であった。

蝉しぐれHP

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2005年11月12日 (土)

宇宙戦争

スティーブン・スピルバーグ監督 

私の評価 ○ 2005.11 機上にて

トム・クルーズ主演、ダコタ・ファニング、ティム・ロビンス

雷鳴とともに地球にやってきた宇宙人が、地底からハイテク走行ロボット(トライポッド)を操縦して地球征服をはかる物語

多くの評価がこの映画を酷評している。でもあえて、○とした

世界最初のSFと言われている原作(H・G・ウェルズ著)を読んでいたので、どんな映画に仕上がるかを楽しみにしていた。原作では火星からロケットで打ち込まれたテトラポッドが英国を征服し、主人公が逃げ回り続け、やがて火星人が地球上の細菌に免疫を持たないことから死に絶えて終わるだけのものだった。
100年も前に書かれたSFとしてはすばらしいが、逃げ回るだけでは・・・ 

したがって、映画化は「逃げ回るだけ」で、難しく面白くない映画になると思っていた。
しかし、スピルバーグは離婚した父と子供たちとの反発と愛をテーマに変えて、宇宙人の地球征服を描いた。 実際は単に逃げ回っているだけだが、最後には強い父親と家族の絆が回復しており、ハリウッド映画らしく仕上がっている。

しかし、母親の家族が何事もなかったように出迎えるラストシーンは笑ってしまった。
原作と関係なく、映画だけの採点をすると、△。

宇宙戦争HP

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2005年11月11日 (金)

レンタルDVDがCDを抜く

今日の新聞に、レンタルビデオ店でDVDレンタルがCD,ビデオレンタルを抜いたとあった。つい2,3年前にレンタル店にDVDが出てきたように思うが、あっという間に入れ替わった。
レコードプレーヤー用に音響特性に優れた樹脂の開発をしていた1980年頃、LPレコードからCDに急速に変わったことを思い出した。
ほんと時代の流れは速く、メディアの変遷はほんとに激しい。

FMから一生懸命にカセットテープに録音した音楽。 カセットがなくなり、MDに録音し直しておいたが、そろそろCD-Rとハードディスクに入れなおす必要がある。
8mmフィルムで撮った子供の映像もビデオテープに入れなおしていたが、そろそろDVD入れ直しておかないと、将来見れなくなる。
技術の進歩もいいが、世代を超えて同一メディアで記録が残せないのは困ったことだ。

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2005年11月10日 (木)

うれしい 初めてのトラックバック

今日初めてトラックバックが付いた。 特にコメントがあるわけではないが、やはり誰かが見てくれたと思うとうれしい。

単身赴任2.5年が過ぎ、ブログでもと始めたら、なんと「転勤決定!!」 

自宅に戻ることになった。 うれしいが、ブログどうしようと考えていた矢先のトラックバック。 タイトルを変えて続けようかな・・・と 思い始めました

トラックバックとは何だ?といっていたが、ついて初めて理解できた

昼休みに日比谷公園を散歩したら、かなり紅葉が進んでいた。日比谷パレスから公会堂に抜ける道から見たはなみずきの赤がきれいだった。 近くの人は行ってみたらいいですよ

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2005年11月 9日 (水)

転々

tenten 藤田宜永著  私の評価 △ 2005.10読書

妻を殺した中年男と、自分の生い立ちに引け目を感じ投げやりに生きる若者の人生を遡る短い旅の物語。

男に連れられ、東京都内の歩く旅をする過程で、自分の過去と恋、人生を見つめ成長していく若者の様子が描かれている。最後に謎解きのあるミステリー。

現代の若者とその風潮がベースとなっており、しっくりしない。 しかし、東京の街をあるく発想は面白い。 車や人の騒音で殺伐とする東京も、一歩路地に入ると人の生活の営みがある別世界が広がる。実際に地方から出てきて東京で暮らす実感でもある。 その様子がロード・ミステリーと裏書されているように描かれていた。

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カタコンベ 神山裕右著

私の評価 ○ 2005.5読書

ケイビングスペシャリストが主役のミステリー。 殆どが洞窟の中でのアクションであり、一般人にはなじみない世界でストーリーが展開するのが面白い。ワクワクしながら一気に読める作品であった。

 映画化したら、きっと面白い作品になるのではないだろうか? 

帯には2004年度江戸川乱歩賞受賞作品とある。作者の新作が出たら、是非読んでみたいと思う。

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2005年11月 7日 (月)

半落ち

佐々部清 監督

私の採点 ◎  2005.11

主演寺尾聰、柴田恭兵、原田美枝子、樹木希林、吉岡秀隆、奈良岡朋子ら実力派キャスト。

アルツハイマー病の妻を殺害した元刑事(寺尾聰)の取り調べから、裁判判決までが描かれているヒューマンドラマ。題名から単なるミステリーかと思って観たら、大きな間違いだった。

人の命は何時なくなるのか、身体が死ぬ時か?魂が死ぬ時か? 人は何のために生きているのか?  妻の殺害から3日後に自首するまでの空白の2日間の真実を明らかにしていく攻防で、この重い主題を浮き上がらせている。

一方、組織と個人の信念との葛藤が副主題として流れており、主題と絡み合って、重い物語に観客を引き付けている。本当に素晴らしい映画だった。

主人公は49歳、私と同世代である。もし妻がアルツハイマー病になったら・・・ ぞっとするテーマである。 恐らく仕事も止め看病に専念したいと思うであろうが、生活のことを考えるとそうもいかない。 映画では吉岡演じる裁判官の、アルツハイマーに掛かった父親(元裁判官)が「起立!」の掛け声を聞いてシャキッ!とする様子から、痴呆のように見えるが「魂はまだ生きている」ことを示している。 主役は妻を殺害したが、自分が愛した妻の首に手を掛けるなど、私には到底出来ない。何とか共に生きていかなければいけないが・・・・ 難しいテーマである。 長生きすれば、いつかは遭遇する問題でもある

ストーリーは半落ちHPを参照

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2005年11月 6日 (日)

小説 上杉鷹山 童門冬二著

採点 ○uesugi  2005.11

財政崩壊で崩壊寸前の米沢藩を養子に入った17歳の鷹山が立て直す実話を小説化したもの。現代の企業改革(リストラ)と重ね合わせて、現代風に書かれている。鷹山の戦いは、しきたりや面子を重んじる保守派重役、上級武士の意識改革と革新派による政治改革であり、まさに現代の企業改革や政治改革と通じるものがある。少数の同士を得てから、危機感を持って、慌てず、着実に改革を実行していく様子には喝采を贈りたくなる。

鷹山の改革の基本概念は、藩は民のためにある、一人一人が改革する意志を持つことが大事、その為には情報公開が重要と民主主義をうたっていることにあり、その先見性には驚かされる。民主主義の指導者を唱える欧米にもそのような概念がなかった時代に、士農工商で身分が固定されていた封建時代の江戸時代に、このような民主主義を考え実践した藩主がいたことには本当に驚いた。

故ケネディ大統領が「上杉鷹山は私の最も尊敬する日本人」と記者会見で言ったそうである(解説から)。多くの記者は鷹山を知らなかったらしいが、私自身も含め、日本人として恥ずかしい限りである。

   660ページの分厚い文庫本であるが、読みやすい文章で、ダイナミックな歴史を描いているので、読みやすい本である。一読をお勧めする。

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2005年11月 3日 (木)

嫌われ松子の一生(上、下) 山田宗樹著

採点 △ kiraware 2005.11

「惨殺された女性の生涯を通じて炙り出される人生の光と影を描く傑作巨編」に釣られて読み始めたが、いまいちの作品だった。
確かに、殺された女性(伯母)の人生を調べる現代を生きる若者と過去を生きる伯母の人生が交互に展開されている。 しかし、ストーリーの展開が稚拙で、伯母の転落していく過程にも無理があり、共感が得られない。 漫画ならいいかもしれないが・・・
上巻でやめようと思ったが、もったいないので最後まで読んだ

とはいえ、一人の一生が描かれており、それを調べる若者の心の成長を読んでいると、つい自分の人生を考えてしまう。 本が与えるもの、それでいいのかもしれない・・・

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柴又散策

寅さんのふるさと、柴又を歩いてきた

高砂から金町線で一駅、ホーム間を踏み切りで渡る懐かしい構造の駅だった。陸橋の階段を上がる必要がなく、何かほっとした。
改札を出ると、寅さんの世界。駅前には等身大の寅さんの銅像と並んで写真を撮る多くの人がいた。shibamata

参道には、お団子屋さん、せんべい屋さんなどが多く、たくさんの人でにぎあっていた。浅草と異なり、外人がほとんどいないのが面白い。 早速、寅さんの舞台となった「とらや」で草だんごを食べた。

柴又帝釈天をお参りして、矢切の渡しへ。 寅さんが寝転んだ土手に座り、映画のシーンを思い出しながら、しばし休憩。

その後、寅さん記念館へ。 中にはおいちゃんやさくらのおだんごやがあり、映画の中に入り込んだ錯覚。いすに座っていると、よぉ!と寅さんが入ってくるようだ。

途中、雨が少しぱらついたが、楽しい散策だった。 

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2005年11月 1日 (火)

昨年から見た映画

見た映画もどんどん忘れていくので、昨年からの見た映画を思い出してみる。 なかなか思い出せないし、見たものでも時期が不明確。 もうアルツハイマーの兆候があるのだろうか? メールで家内の協力を得て、書いてみた

近くにシネコンが出来たので、映画を見る機会が増えた。 ほんと快適だ

採点基準 

◎ 非常に面白い 予想外の展開
○ 面白い テレビ放映されたら、また見ていい
△ いまいち テレビ放映されても見ない
× 全く面白くない

☆☆映画館で見た映画☆☆    採点

蝉しぐれ               △   原作の方がいい この映画化は難しい
       
スターウォーズ エピソード3   ○   画面いっぱいの迫力 楽しめた

四日間の奇跡             ○   原作を読んでいたからか、監督脚本家の手腕に関心

いま、会いにゆきます       ○   主役の可愛かった

北の零年                 △   ストーリーの展開がいまいち

マトリックス3                 △   第1作1は◎だったのに・・

コンスタンティン             ×   宗教観が全く違う

世界の中心で愛を叫ぶ        △   テレビドラマの方がよかった

ラストサムライ              ◎   ストーリー、迫力、演技すべて良。 侍の気骨、こゆきの美しさには驚いた

ハリーポッター アズガバンの囚人  ○  可愛いハリーたちの活躍 楽しめた

亡国のイージス           △   ストーリーがいまいち、久しぶりに旧型映画館でみたら、前席の人の頭が邪魔だった

黄泉がえり              ◎   泣けた 黄泉がえってほしい人がいる

解夏                  ◎  短い原作からほんとにいい映画になっている。 テレビドラマとも全く異なり 面白い

☆☆レンタル or 機上ビデオ☆☆ 
         
イルマーレ              ◎   時を越えた恋愛 ストーリーは単純だが楽しめた

ラストプレゼント           △  ストーリーがいまいち

永遠の片想い           △   主演が可愛いが、ストーリーいまいち

ターン                  ○   原作生かし上手に仕上げてある

天国の本屋 恋火          ◎   こんな話が本当にあったらいい

海の上のピアニスト        △   ストーリーいまいち

ラブ・ストーリー             ◎   感動恋愛映画 音楽、ビジュアル良

猟奇的な彼女           ○   ありえない話だが、主演女優が可愛い

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還   △    これで3作目 くどすぎた 単純結末

パイレーツ・オブ・カリビアン   ○   単純に楽しめる

あずみ                 △   マカロニウエスタン的、でも可愛かった

エイリアンVSプレデター      ×   ストーリーだめ 1作目のエイリアンには驚いたものだが・・・

着信あり2               △   ストーリーいまいち

ノッティングヒルの恋人      ○   単純恋愛もの 機上娯楽としては良

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