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2005年11月19日 (土)

性善説

三重県が石原産業のフェロシルトをリサイクル認定製品として認可したことに関して、「性善説根拠は認識が甘い」と昨日の新聞に書いてあった。

世の中、性善説で物事が進めば、全く平和な世界になるはずであるが、そうはならない。
石原産業は四日市公害で社会から大きく叩かれ、環境には最も敏感になっていなければならない企業である。三重県の担当者の性善説認識は、そこからスタートしたのだろう。
しかし、会社の体質はそう簡単には変わらないのだろうか? それとも人間(日本人)の体質だろうか? 最近でも、雪印、三菱自動車、橋梁官製談合、空港公団官製談合・・・等、性善説を否定する出来事ばかりである。

大阪で姉妹二人が刺殺され放火される事件が昨日の新聞にあった。テレビのニュース番組で「ばたばたと大きな音や悲鳴、助けてー!と言う声を聞いた」と話す近所の人が出ていた。その時何らかのアクションを起こしておれば、助かったかもしれないし、犯人を捕まえることが出来たかもしれない。でも、何もしなかった。 わたしなら、何もしなかった自分が恥ずかしくてテレビのインタビューにはとても出れない。何かが狂っていると感じた。

怖い、めんどくさい、巻き添えはいやだ、他人とは係わりたくない、自分には関係ない等いくつかの理由があるだろう。気持ちは分かるが、この自分さえよければに起因する「不作為」が、現在日本で発生している多くの問題の本質にあると思う。 上記の石原産業にしても、組織内の誰かは知っていたはずだ。誰かが行動を起こしていらば事前に防げたはずだし、三菱、雪印もみんなそうだ。

行き着くところは「性悪説」に基づく「管理社会」であり「罰則社会」である。私としては「性善説」に基づく法治国家に住みたいと思う。 
やはり教育システムから変えないとどうにもならないのだろうか。

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コメント

こんにちは。

フェロシルト問題、先日石原産業の問題の製造ラインや三重県の処分場などを見学してきました。感想と、たっぷりの写真でルポしました。
三重県と石原産業の密着ぶりを改めて感じました。

何回かに分けましたので、シリーズのトップをトラックバックしますね。

投稿: てらまち | 2005年12月10日 (土) 12時47分

てらまちさん コメントありがとうございます。トラックバックのブログじっくり見せてもらいますね

投稿: 夕凪 | 2005年12月10日 (土) 18時27分

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» ◆石原産業のフェロシルト製造ラインの見学に行ってきます。環境事業団の三田処分場も。 [てらまち・ねっと]
 28日、石原産業は岐阜県に撤去計画書を持参しました。しかし、県指定の期限である2月28日までに完了しないかもしれない旨なので、受理しなかったと報道されています。  また、三重県は8月末の期限を厳守するよう指示したとされています。  さぁ、いよいよ今日は、フェロシルトの製造元石原産業の不正混入の現場の製造ラインの見学です。 ルポの第一回へ  今朝、岐阜は雨でしたが、天気予... [続きを読む]

受信: 2005年12月10日 (土) 12時50分

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