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2005年11月13日 (日)

蝉しぐれ

藤沢周平著  私の評価 ○ 2005.8読書 

平和な日々を過ごしていた下級武士の長男の主人公が、藩内の跡継ぎ争いに巻き込まれた父の切腹から、どん底の生活になる。剣の修行に打ち込みながら、隣家の少女への淡い恋、固い友人との絆を通して、真直ぐに生き、再度勃発した跡継ぎ争いを知恵と勇気で切り抜け、立身出世する物語。

古く美しい日本の情景が目に浮かぶような文章と、躍動感あふれる主人公たちの動き、ミステリアスな展開であっという間に読んでしまった。いい小説である。

逆境の中、一途に剣の修行に励み「秘剣」を伝授されるまでに人間的、技術的に成長する主人公。村八分にされたような主人公とのより強い友情を続ける幼馴染たちの成長、時代小説だからこそ描ける日本人が理想とする姿だ。 是非若い人に読んでもらいたいと思う。

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