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2006年1月 8日 (日)

世界が日本を認める日 カイル・ヴァン・ウォルフレン著

私の評価 ○ 2006年1月読書sekaiga_nihon

最近は小説を読むのが多くなっていたので、久しぶりの時事問題書だ。タイトル通り、日本の今後たどる道をアメリカを中心とした政界情勢の中で示している。
結論はアメリカ追随をやめること、アメリカのフィルターで世界を見ないこと、欧州との関係を重視することにある 著者は日本駐在をしていたオランダの記者であり、欧州人の目から見た世界観が述べられている。アメリカからの情報発信が多い中で、面白い本だった。

著者はイラク侵攻をアメリカの独善による侵略と断言しており、イラク国内で起こっているテロは「レジスタンス」だという。 爆弾で罪のない人を殺戮することは許せないが、著者の主張は正しいと思う。アメリカのイラク侵攻は間違いであり、それに追随した日本も間違いだったと思う。おそらくイラク派遣をしなければ、アメリカは相当な政治的・経済的圧力を加えてきたと考えられるが、ドイツ、フランスと共同歩調をとるべきだったのではないか。最近5月イラク撤退説が出ているが、好ましいことだ。
同じように、アメリカの世界軍事戦略が今現在見直されており、日本は同盟国として基地の提供と協力をしているが、これを機に日本は基地削減の主張をすべきだと思う。

世界の国々が平和に暮らすには、多様性を認めることがもっとも重要だ。そういう意味でアメリカは自国の主義主張を絶対のものと信じ各国に押し付けている。冷戦時代はそれで良かったかも知れない。世界の国々が亡霊敵国に怯えていたから。しかし今、共産主義が破れ、アメリカ一強時代となった。でもその一強はリーダーではなく、暴君だ。 日本は決して暴君に従ってはならない。 今こそ 不戦の国としてものを言う国になるべきだと思う 

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コメント

きょうは私のブログに来て頂いてありがとうございます。
ブログに余り慣れてなくてウロウロしました。(笑)
本をたくさん読んでいらっしゃるのですね。
お花の写真も興味あります。
11月20日に載せられている赤い花はチェリーセージです。
我が家にも咲いていました。
今は雪の下。金沢はモノトーンの世界です。(笑)
また拝見に伺わせて下さい。

投稿: ギザギザしっぽ | 2006年1月 8日 (日) 15時47分

ギザギザしっぽさん コメントありがとうございました。
チェリーセージなんですね。自分の庭に植わっているのに名前も知らず恥ずかしい限りです。かみさんとはセージの臭いがするので、きっとセージの仲間だよと言ってました。
ギザギザしっぽさんのブログの写真はきれいですね。私も今後参考にさせてもらいます。
今年の雪は大変ですね。でも本格的な雪の季節はこれからですよね? 大変でしょうが頑張ってください

投稿: 夕凪 | 2006年1月 8日 (日) 17時13分

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