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2006年2月 8日 (水)

うしろ姿 志水辰夫著

私の評価 △ 2006年2月読書usirosugata

人生のたそがれを迎えた主人公を描いた短編集。7編が収められているが、いずれも心にしみる作品だ。しかし、やっぱり短編は個人的に好きでないので、△評価。
しかし、短編の好きな方にはおすすめです。

個人的には「もう来ない」「ひょーっ」「雪景色」が好きだ。幼い頃の原風景、古い時代の苦労は子供には伝わらない世代間のギャップ、夫婦/娘の情愛等共感する部分が多い。

生きるのに必死で、子供をいい学校にと頑張って我々を育ててくれた親の世代。その苦労を見て、貧しい時代から高度成長に乗って徐々に豊かになった時代を生き、必死で働いてきた我々の世代。最初から豊かな時代を生きてきた子供の世代。
若い世代の感性が違っていて当たり前だし、我々の苦労した話をしても実感できないのも、当たり前だ。
こんな我々世代の郷愁と人生に対する思いが短編にこめられている。

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