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2006年3月 6日 (月)

海へ 南木佳士著

私の評価 ○ 2006年3月読書

精神を病んだ医者の日常と太平洋に面した友人宅への旅行での人との触れ合いと自らの心の動きを淡々と綴った私小説。病気に打ち勝ったが、完全に回復していない著者の心や友人宅の家族模様と心の傷が素直に語られており、心に染み入る本だった。

我々は皆、自らの育った環境や祖父母、父母から引き継いだ特質を持っている。これをベースにして自らの人生を築きあげている。父とは違うぞ!と若いときは自分の人生を切り開いていくが、祖父母からしがらみから結局は離れなれない部分があることを知る。この様子を友人宅に描いている。
また、友人の娘、高校生との交流が楽しい。

私も人生を振り返ると、祖父母は父母から引き継いだものをつくづくと感じる歳になったし、また子供に引き継がれていくのも感じる。それが人生だろうし、幸せになって欲しいと思う。

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