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2006年4月20日 (木)

愛国心について

最近、自民党と公明党が「愛国心」で揺れている。

日本人として、愛国心を持つことは当たり前であり、自分自身のアイデンティティである。何回も外国に行くとこのことはおのずと分かる。
しかし、「愛国心」の名の下に戦争を引き起こしたことから、「愛国心」という言葉を嫌う人が多い。
自民党と公明党もそのために揉めている。

愛国心とは一体なんだろうか?
英語には「愛国心」として「ナショナリズム」と「パトリオティズム」なる言葉があるらしい(世界が日本を認める日:カイル・ヴァン・ウォルフレン、国家の品格:藤原正彦著、他)。

ナショナリズムは「国益主義」。極端に言えば、他国がどうなっても自分の国のためにという思想。
東シナ海の日中の排他的経済水域で中国が生産を開始した天然ガス生産設備は、日本の国益に反するとして、実力阻止をとつながる思想だ。
「国益」とした時に、長期的視野に立った国益を考えるのか、短期的視野で考えるのかで、対応の仕方が違ってくる。一般的に国民は短期的に考えがちだ。下手をすると、戦争にも繋がる愛国心だ。
政治家には「国益」を考える「ナショナリズム・愛国心」は絶対必要なものだと思うし、真の国益とはを考え行動して欲しいものだ。

パトリオティズムは「自国の伝統、文化、情緒、自然を愛する心」、いわゆる「祖国愛」だ。日本人として誰もが持つべき心だと思う。

自民党や公明党の言う「愛国心」はどちらをいっているのだろうか?

「ナショナリズム」は特に道徳教育をせずとも潜在的に持ちうる物ではないかと思う。オリンピックやサッカーのワールドカップ、野球のWBCなどを見ていると分かる。熱狂的に自国チームを応援する。 自民党は短絡的には戦争にも繋がるこの愛国心を植えつけようとして、苦心しているように見えるが、どうなのだろうか?

一方の「パトリオティズム」を持つ日本人は減ってきたと思う。これは、家庭や学校での教育の問題だと思う。
まずは、しっかりした家族関係から生まれる「家族愛」をベースとすべきであり、それが親族、郷土愛へと広がり、しいては国を愛することに繋がるのではないだろうか? 自分の親を愛せずそして尊敬できない人が、パトリオティズムを持つとは思えない。

近年、外国に仕事に行く機会が増えたが、日本の政治家は長期的な国益をほんとに考えているのかと疑問に思う。そして、祖国日本を本当にいい国、「皆が幸せに暮らせる国」にしなければと、心から思う。

皆さんはどうだろうか?

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コメント

すべては教育の問題でしょうね。
うまく表現出来ませんが、長い間疎かにされた道徳教育のおかげで今のような状態になったのだと思います。
反論される人もいるかと思いますが、私はよく騒がれている国旗・国家に戦争のイメージはまったく持っていません。
サッカーでもオリンピックでも素直に君が代を斉唱できて日の丸を喜べるのに、
いざ教育の現場に入ると歌ってはいけない!立ってもいけない!と、子供達は教育されてきたんです(ウチの子供達がちょうどそういう時期でした)おかしいと常々思っていました。
年長者を敬う気持ちも育てるどころか、先生にため口を聞いてもよし!先生は子供達のレベルにまで下がってお友達をするわけです。

小泉さんのように、間違えば相手の国をけしかけるようなことになったとしても日本人であるという誇りは常に持っていなくてはいけないのではないかと思います。
戦争というのは相互責任。どちらが悪いと言い続けてはきりがありません。
ただ、宗教の違いや長い間の歴史の中でのすれ違いは・・・どうしようもないのかな~なんて、こういうことを考えると結論が出ないんですよね。

過激なことばかり言って不愉快になられたとしたらごめんなさい。
他国を思いやる気持ちも大切ですが、
まずは自分の国(日本)を愛することから始めなければいけないのではないでしょうか。
どこかで教育のやり直しが必要だと思うのです。

投稿: miriam; | 2006年4月20日 (木) 15時34分

ごめんなさい~国家ではなく国歌です(笑)

投稿: miriam; | 2006年4月20日 (木) 15時45分

素晴らしいコメントありがとうございます。うれしいです。

まさに教育問題ですね。我々が子供頃は、ビンタしたり、廊下に立たせたりした厳しい先生がいましたが、本音でぶつかってくれてました。放課後などは一緒にソフトなどで遊んだものです。
最近はすぐに問題になるので、子供に遠慮しすぎです。ゆとり教育などもってのほかです。頭が柔軟な内に、基礎をきっちり覚えこまないとだめだと思います。

学校現場での国家と国旗の問題は難しいですね。日教組自体が旧国家主義の元凶と考えていますから。しかしそんな教師ですから祖国愛を率先垂範で示すことが出来ない。このことを自民党などは問題にしていると思います。

我々自身が、親として学校現場で叫ばないとだめなんでしょうね。
この平和を継続させ、誰もが豊かに暮らせる国を作り上げるためにも。

非常勤の講師の口でもないかなと考えている今日この頃です。

投稿: 夕凪 | 2006年4月20日 (木) 20時49分

書き忘れました。 読み直すと、私も国歌が国家になってました(笑)。

小泉さんの靖国問題について、中国に対する態度は立派だと思います。彼らは覇権主義ですから、靖国で折れれば、また次の要求を出してきます。 中国の国体を保持するためにも、反日が必要でしょうから。

しかし、それで中国を含めたアジア外交が停滞するのも問題です。硬軟取り混ぜた「国益」重視の対応が必要だと思います。
そういう意味では、小泉さんは片手落ちだと思います。

投稿: 夕凪 | 2006年4月20日 (木) 20時58分

あ~同感です!
今も韓国とは緊張した状態。
日本は今まで自己主張しない国でしたから・・
甘く見られているんだと・・・
そんなことをムキになって話すと「右翼!」だとか言われるんですよね~(汗)

私は右でも左でもありません~
日本という国に劣等感を持ちながらも、
日本が好きな一国民です(それだけ)

国家の品格・・・ゆっくりじっくり読んでみますね。

投稿: miriam; | 2006年4月20日 (木) 21時34分

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