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2006年4月 6日 (木)

浅間 立松和平著

私の評価 ○ 2006年4月読書

江戸時代、活火山浅間山の麓に住む女性「ゆい」の16歳から23歳までの物語。人生の幸せと無常とをゆいの人生を通して描いている。

現代のわれわれはこんな人生を送れるだろうか? 私ならば気が狂いそうであるし、自分の娘にはこんな人生は送らせたくない。一方、カンボジアやアフリカ諸国ではこれと同じようなことが起きている。全く時代が違うのに。考えさせられますね。

本では、観音様や仏様が出てくる。私は初詣と困ったときの神頼みしかしないが、過酷な生活の中では唯一の救いなのだろうと思う。和尚さんの講和を聞いているとひしひしと伝わってくる。

災害が発生した後の近隣の村の名主の行動には、昔のよき日本を感じた。「お金」の亡者となった現代ではありえない話である。災害に限らず、篤志家がいなくなった。

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