« ひざ掛け | トップページ | インフルエンザの予防接種 »

2006年12月 9日 (土)

まわりみち極楽論 人生の不安にこたえる 玄侑宗久著

私の評価 ◎ 2006年12月読書

帯に「中高年危機のために送る体と心が『楽』になる方法」とあり、手にとった作品。
僧侶であり、芥川作家でもある著者の本は初めてです。

「人間関係に悩んだら」、「ウソについて」、「自分自身と向き合う」、・・・等の19の断面で『人』と『極楽』について、僧侶作家の目から見た思いが述べられています。
心を楽にしたいと思っている人は一読されるといいかもしれません。

いくつか心に残ったものを挙げてみます。

『幸福』とはある種の欲望であり、『不幸』を感じさせる原因でもある。
我々は幸せになりたいと思って、毎日生活しています。でもこの幸せの目標がいつの間にか上方修正され、気付かない内に不満が積もっている。この言葉は核心を付いていると思います。
私が嬉しかった妻の言葉の一つに『私たち幸せね』と言ってくれたものがあります。10年以上も前のことですので妻は忘れているでしょうが、私にとって、この言葉は宝物です。
当然ながら、私もその時『幸せ』を感じたわけですが、でもその『幸せ』はその一瞬時であり、それ以降は、その時が新たな基準となり、次の幸せを目指している自分がいます。

人の身体の奥深くに『言葉への信仰』がある。
自分の吐いた言葉を身体が信じるということを言ってます。たとえばお風呂で『ああ、一日の疲れがすっかり抜けちゃったわ』と現在完了でいうと、身体の方も『あらっ、もしかしたらそうなのかな』って疲れが抜けた状態を作ろうとする。
「病は気から」と同じことを言っていると思いますが、著者は『・・なろう』や『・・しよう』ではなくて、『現在完了形』で言うことが大事といってます。
一昨日、ため息を連発したら、先輩から『そんなにため息ついたら運が逃げているぞ』といわれましたが、同じことですね。どうせなら、いい方の完了形で言葉を漏らそう!

過去は変えられる。
時間は流れ、歴史は作られる。自分の歴史は記憶として残るが、これは変えられる。その時の心=気分で何とでも変えられると述べています。
確かにそうですね。私なんかもこの病気を不幸に思っていては『幸せな気持ち』は訪れてきません。病気のお蔭で『見えてきたもの』もあるし、自分が変わるきっかけになるかもしれない。ようは気持ちの持ち方一つで、過去も未来も変えられるということですね。本当に大事なことです。

こうやって書くと当たり前のことばかりですが、僧侶である著者が温かく語っている本です。
------------------------------------

今日は一日雨でした。 だから買い物とステレオの配線をしました。
買い物は、食卓の椅子の修理の見積もりに行ってきました。ボーナスが出たのでいい機会なんですが、なんと、一脚65000円! 4脚やったら・・・とんでもない値段です。気に入っているものなので、修理して使いたいのですが、困ったものです。

昼食はバイキング形式のイタリアン。1500円で食べ放題です。パスタとピザとデザートを食べて、もうお腹いっぱい。
車に戻ってからの妻の一言、「あのお店、細い人いなかったわね」。 そう言えば、太目のお客ばかりだったような。 もう食べ放題は止めよう、ということになりましたよ(笑)

今週は、久しぶりに社内の研修を受けました。自分自身が多くの悩みを持っていたので、いい研修でした。 同じ立場の人たちと本音で語り合いましたが、全員が同じような悩みを持っていました。
研修で問題が解決するわけではありませんが、誰もが同じ悩みを持ち、それを克服しようと必死に戦っているという事実には助けられますね。 頑張らなくっちゃ!

恵比寿のガーデンプレイス

Pict0004_2

|

« ひざ掛け | トップページ | インフルエンザの予防接種 »

コメント

今晩は~。まだ起きてます(笑)
人生、本当にいろいろなことが起こります。
幸せなときも、どん底の時も・・
辛いとき、きっと神様は私に試煉を与えているのだろうと思うようになりました。そこから気づかされることは、山ほどあり、人の温かさや冷たさも見えてきました。感謝の気持ち、大事にできるようにもなりました。後、何年生きられるか分かりませんが、この人生、大切にしようと思っています。まだまだこの歳になっても未熟な私ですから、神は更に試煉を与えるのでしょう。来世も同じ家族でいられたらいいなと思いますが、それは無理ですね(笑)

投稿: pocky | 2006年12月10日 (日) 01時22分

pockyさん こんにちは

色々あるから人生なんでしょうね。でも、辛いことは出来れば来て欲しくないですよね。

我が家は昨年、今年と試練が続きました。来年は平穏な年にしたいものです。

お互い、人生を楽しみましょうね!

投稿: pockyさんへ | 2006年12月10日 (日) 16時58分

え!今日12月10日は夕凪さんのお誕生日なんですか?
私のところに遊びにきてくださるmadrayさん
(お名前くらいはご存知かとおもいますが^^)も今日が
お誕生日だそうです。私のブログに遊びにきてくださる方の中に
同じお誕生日の方がいらっしゃるなんてすごい偶然ですね!
あらためまして・・夕凪さんお誕生日おめでとうございます♪
素敵な歳になるといいですね~(^0^)

投稿: aki | 2006年12月10日 (日) 23時21分

akiさん こんばんは

ほんと凄い偶然ですね。めったに発生しない確率です。 

ほんと、これからの一年はいい年にしたいと思っています。今年は辛かったので余計にそう思います。

ブログでも楽しみましょうね よろしくお願いします

投稿: akiさんへ | 2006年12月11日 (月) 22時24分

あ~この日記見逃していました!
玄侑宗久さんの本は私の愛読書のひとつです。
私が病気をした時に知り合って以来、支え続けてもらったのが玄侑さんの数々の本でした。
「アミターバ無量光明」を読んだ時には「死」というものが怖くなくなりました。
「水の舳先」を読んで自分と重ね合わせたりもしました。あんな癒しがあるんだな~なんてしみじみ思いましたよ!
「祝福」とか「中陰の花」のような小説もよいですが、「なぜ、悩む!」とか「死んだらどうなるの?」みたいなタイプの本もお勧めです。
玄侑さんの公式サイトをご覧になったらいかがでしょうか?

http://www.genyusokyu.com/

私はこれまでに3度ばかり玄侑さんにお便り(メール)を送ったことがあるのですが、
その都度温かく優しい言葉をいただきました。
涙が出るくらい感激しましたよ!
最初は腎臓を取ったあと。
次は乳がんを切ったあと。
そして元気を取り戻した頃。

お陰さまで今のように前向きに生きれるようになった私です。

投稿: m子 | 2006年12月17日 (日) 03時51分

m子さん こんばんは

たくさん読んでいますね。私もこの人の本を何冊か読んでみようと思っています。
気持ちを楽にしてくれますよね。この人の言葉は。

メールの返事、うれしいですね。著者の心遣いに感謝です。
これからどんどん元気になってくださいね。

投稿: m子さんへ | 2006年12月17日 (日) 22時11分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/147658/13003315

この記事へのトラックバック一覧です: まわりみち極楽論 人生の不安にこたえる 玄侑宗久著:

« ひざ掛け | トップページ | インフルエンザの予防接種 »