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2007年1月 9日 (火)

武士の一分 山田洋次監督

私の評価 ○ 2007年1月 公式HP

原作 : 藤沢周平
出演 : 木村拓哉、檀れい、桃井かおり、坂東三津五郎、笹野高志、他

たそがれ清兵衛、隠し剣鬼の爪に継ぐ藤沢周平原作の映画化3作目。前2作に劣らず、人生の苦悩と夫婦愛を描いたいい映画だった。

主題の『武士の一分』は過去の言葉だが、『人の尊厳』として現代に通じるものがある。
しかし現代では何があろうが復讐は出来ない。だから藤沢作品は、東北の小藩海坂藩の下級武士の日常と生き様を描くことで、『人の尊厳』を我々の心に語りかけてくる。山田監督はその世界を忠実にかつ感動的に描いた。

物語は、平穏に生きる毒見役・新之丞(木村拓哉)と妻・加世(檀れい)に起きる不幸から始る。毒により失明した新之丞とそれを献身的に支える加世。でも、その加世を襲う不幸。
失明した新之丞が加世を不幸にした張本人・島田(坂東三津五郎)に武士の一分を掛けて果し合いを申し込む・・・

今の世でも失明したら大変だ、ましてや江戸時代には。想像を絶するものがある。その悲劇を献身的に支える壇の演技がいい。清楚で意思の強い女性を美しく描き出している。

木村拓哉も素晴らしい。最初は??の印象だったが、失明した後の剣が素晴らしい。気迫にあふれ、命を掛ける必死さがよく出ていた。師匠との道場でのやり取りから一気に映像に引き込まれた。

先代から仕える徳平(笹野高志)や以寧(桃井かおり)ら脇役が暗くなる場面を守り立てていい映画に仕上げている。

個人的には後20分程度長くなってもいいから、失明した後の葛藤と復活、剣技の復活で苦労する様子があった方が良かったかなと思う。

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今日は寒かったですね。最低気温は-1.2℃でした。
今日から朝の散歩を復活。耳が千切れそうでしたよ(笑)

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こんな店も少なくなった

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コメント

こんばんわ^^
昨日、コメント入れたんですけど・・
ライブドア以外も、こういうこと、あるんですね~

「武士の一分」、すごく好きな映画でした。
もう一度、見たいです。
キムタク、どうかな~と心配だったけど
あの、ちょっと軽い演技、下級武士らしくて
かえって味、出してましたね。

原作、もう一度読みたくて、図書館に
リクエストかけてます。

投稿: kumiko | 2007年1月10日 (水) 22時25分

今日こちらは-5度くらいでしたよ!
ヨガの帰りのウォッシャー液が一瞬で凍りました!
道路も滑って大変でしたよ!
家の車庫のシャッターも凍り付いていました。

あ~もう寒いのは嫌ですね~

武士の一分・・
キムタクさんは剣道をやっていたらしいから、
なかなかの腕前なのかと思います。
演技派の俳優さんですよね!

年とともに味わいのある男性になっていきますね。

投稿: m子 | 2007年1月11日 (木) 22時15分

kumikoさん こんばんは

いい映画でしたね。藤沢周平の主人公は皆剣豪ですね。でもそれを見せびらかさない。
それが好きです。

私も原作をリクエストしようかな・・・

投稿: kumikoさんへ | 2007年1月11日 (木) 22時43分

m子さん こんばんは

-5℃、やっぱり寒いですね。岡山では一冬に1、2度あるかないかの気温ですよ。

北海道には子供の頃住んでいたけど、冬は大好きでした。今はダメですけどね(笑)

ほんと、いい役者になってきました。やっぱり才能でしょうか。

投稿: m子さんへ | 2007年1月11日 (木) 22時47分

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木村拓哉主演ドラマ「華麗なる一族」を紹介します。 [続きを読む]

受信: 2007年1月10日 (水) 22時25分

» 華麗なる一族のキムタク [お気楽ひとりごと]
「華麗なる一族」で主役の木村拓哉だけが浮いている http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070120-00000004-gen-ent 『劇中で彼だけが今風の髪形をして、ぶっきらぼうな“キムタク節”の演技を通していることには違和感のある向きも少なくない。 『木村さんのしゃべり方や髪形は昭和40年代という時代設定に合っていない。彼だけ“現代の人”なんで...... [続きを読む]

受信: 2007年1月22日 (月) 23時31分

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