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2007年2月 6日 (火)

霧の橋 乙川優三郎著

私の評価 ○ 2006年2月読書

武士を捨て紅を製造販売する小店の主人になった惣兵衛と妻おいとの物語。
完全に商人になりきれない惣兵衛に対して、大店が乗っ取りを図る。やっと築いた妻との平和な家庭を壊されてたまるかと、必死に対抗策を練る惣兵衛。その過程で段段と商人になっていく。一方、夫婦関係は円満に推移するが、ある事件からギクシャクしだす・・・

時代劇の形を取っているが、ある意味で経済サスペンスであり、夫婦愛の物語だ。

「鍋から湯気が立ち、きりりと襷を掛けたおいとが菜を加えていく。おいとが動くたびに仄かな灯が揺れて、何とも言えぬ心地よい物音がする。目に映るのはこの上なく平穏で罪のかけらもない光景だったが、惣兵衛にはひどく大切なものであるように思われた」

いい場面です。夫婦の日常の中に幸せを感じ、妻を大切にしようと思う。 乙川さんの優しさが一番出た一節です。

子育てを終え、死ぬ間際までこのような気持ちを持ちつづけられたら、皆幸せになるのだろうな・・・

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今日はコートが邪魔になるような暖かい一日でした。寒暖を繰り返しながらどんどん春に近づくのだろう。

今日来ているところは平年だと-5~0℃とのこと。ほんと異常な気候だ。個人的には暖かくて助かるが。

Img_2319kannon_1

増上寺の観音様です

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コメント

乙川さんの本、読んだことはないのですが
なんとなく、藤沢周平さんの世界のような・・

最近、男の優しさについて、ちょっと
考えてしまいます。
男も女もなく、み~んな素直に、まっすぐに
生きたいですね^^。

投稿: kumiko | 2007年2月 6日 (火) 22時05分

kumikoさん こんばんは

韓国は冷え込み凄い霧でした。ずっと会議ですから関係ありませんが・・・
今日も、料理は美味しかったですよ(^-^)

藤沢さんと乙川さんはちょっと違うと思います。藤沢さんは武士の尊厳=人の尊厳を乙川さんは優しさをテーマにしているのが多いように思います。
いずれも面白いですが。

投稿: kumikoさんへ | 2007年2月 7日 (水) 22時17分

夕凪さんからは、
いつも奥さんに対する温かい愛情を感じていますよ。
多分死ぬまでその気持ちを持ち続けられるのではないでしょうか。。

投稿: m子 | 2007年2月 9日 (金) 12時36分

ウフッ、m子さんと同感♪

写真、まだクリックしてもだめですね~

投稿: pocky | 2007年2月 9日 (金) 21時16分

m子さん こんにちは

回答に戸惑うコメント・・・(笑)

昨夜韓国から戻ってきました。2週間も出張でうろうろして、バテ気味です。流石に疲れました。

今日は良い天気ですが、自宅でゆっくりします(^-^)

投稿: m子さんへ | 2007年2月10日 (土) 11時55分

pockyまで・・・・・

写真の件は、今ココログに問い合わせ中です。もう少し待ってて下さい。

今日は良い天気です、伊丹も散歩日よりでしょうか。
明日から寒くなると言ってますが、このまま春になって欲しいですね。

投稿: pockyさんへ | 2007年2月10日 (土) 11時58分

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