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2007年2月15日 (木)

東京タワー リリー・フランキー著

私の評価 ○ 2007年02月読書

母親が甲状腺癌に掛かる・・と既に聞いているのでどうしようかと思ったけど、家にあったので読んだ。でも思っていた辛さはなかった。

主人公の僕こと・著者の子供頃からの数十年間の家族との関わりが描かれた私小説。だらだらと出来事を書き進んでいるので最初はもう止めようかなと思ったが、懐かしく感じることも多々あり最後まで読んだ。

私の両親も九州出身。この小説のオカンやオトンと共通項が多い。自分が困っていても人が借りに来たら気前よく貸すし、ご馳走することが大好き。直ぐに、食べていけ、風呂入っていけ、泊まっていけとなる。九州人の特性なのだろう。その特性を自分は引き継いでいないが、懐かしかった。

このオカン、自分の息子がどうであっても、他人様には絶対迷惑を掛けるなとの教育方針。これはほんと大事なことだ。私なんかも、母から幾度となく言われて育った。最近の母親はこんなこと言っているのだろうか?
自分の子供は小奇麗にして、人様に見られて『恥ずかしくない』ことが、子育ての第一優先になっているのではと感じるが・・・。

この小説では病院についても考えさせられる。声帯に転移した甲状腺癌、主治医は癌細胞と一緒に声帯を摘出するので声を失うという。ところが先端技術を有する医者は声帯を温存して、癌細胞だけを摘出した。これは本人にとっては本当に凄い差だ。

私は良い医者に手術してもらったし、神戸の専門医でも意見を聞けた。でも、神経を温存できないかともっと必死に医者を探せば良かったのではとも思う。神経を切ったことで、ここまで苦労するとは思っていなかった。
それとオカンが良い医者という開業医、これには腹が立つ。なぜもっと早く対処できなかったのだろうか?身近な主治医の大切さを痛感する。

著者は最後に親孝行をした。それに比べて私は・・・・・フーッ。

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風邪も大分良くなりました。

昨日、今日の二日間はお客様との会議で缶詰でした。先方には失礼ですが、会食は欠席して、体調管理に集中しました。

今日は雲もなく晴れ渡った気持ちのいい天気でした。こんな日は仕事ではなく、釣りにでも行きたい。 もう、すっかり春ですね。

Img_2400sakurasou

桜草もう満開だ

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コメント

東京タワー、今、テレビでやってますね。
原作とイメージ違うので、見てませんけど。

ウチの母も、「食べてけ」「泊まってけ」タイプでした。
きっと、古き良き時代、みんなが心に
ゆとりがあったのでしょうね。

お風邪、いかがですか? お大事に^^

投稿: kumiko | 2007年2月16日 (金) 09時25分

原作はイマイチつまらなかったけど、テレビはもっとつまらない。
最初見ていたんですけど、もう見なくなりました。(笑)
でも、オカンの糠漬けは食べてみたくなりますよ。
おふくろの味ですね。
料理の上手は母というのはいいですね。
頑張らなくちゃ、今では遅いか、そんな事ありませんよね。(笑)

宮部さんの「誰か」は数年前に読みました。
だいぶ忘れてしまってますけど、私の読書記録を見ましたら、はあ〜 なんとなく。(^_-)-☆

サクラソウが柔らかくていい感じです。

投稿: フィービー | 2007年2月16日 (金) 14時10分

kumikoさん こんばんは

「心に余裕があった」確かにそうですね。価値観が今のように『お金』だけじゃなかった。 そんな時代でしたね。

風邪は大分良くなりました。明日はもう完治でしょうね、多分(^-^)

投稿: kumikoさんへ | 2007年2月17日 (土) 00時01分

フィービーさん こんばんは

料理は大事ですねよ。家族の基礎みたいに感じます。
今日の新聞には、幼稚園の子供の弁当を作れないお母さんが10%程度いると書いてありました。ご飯の上にお菓子が乗っていると・・

読書記録大事ですよね。読んだ端からトンドン忘れていきますから(笑)
また感想を聞かせてください

投稿: フィービーさんへ | 2007年2月17日 (土) 00時06分

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