« 定年後は図書館? | トップページ | 荒野の庭 丸山健二著 »

2007年5月25日 (金)

がんと一緒にゆっくりと 絵門ゆう子著

私の評価 ○ 2007年5月読書 

『あらゆる療法をさまよって』の副題にあるように、癌告知を受けてからの著者自身のさまよい続けた治療実績が心の揺れと共に記されている。 読んでいて辛い闘病記だった。

著者は2000年10月に『乳癌』の告知を受けながら治療を拒否して、民間療法へと走る。しかし癌は悪化して、結局2001年12月に聖路加病院に入院。その後、一旦回復するが、2006年4月に亡くなっている。

最初からちゃんとした治療を受けていれば・・・と思うが、それを受け入れることが出来なかったのは著者自身の医療不信がある。
肉親に施された治療と死。このような場合、ほとんどの人が少なからずの悔いを持つと思うが、著者は医療に対する極度の恐怖心を持ってしまったことで、悲劇になったと思う。

そして、彼女に対する最初のがん告知。これが本当にまずい。患者の心を全く無視してる。
患者は一人一人違うものであり、その対応も画一的ではなく、その人の心にあったものでなければならない。それは告知だけでなく、その後行われる治療も同じである。
著者はその経験から、医師に対して『治療は医師と患者の信頼関係に基づきなされるものであり、医師から一方的になされる施しではない。医師は患者から学ぶ姿勢を持って欲しい。.』と訴える。

一方、患者に対しては、民間療法を否定はしないが、その怖さを具体的に体験談として示して注意を促している。

著者は最終的に”いい医師”にめぐり合えて、心の平穏を取り戻すことが出来た。そして、病気をしたことでそれまで見えなかったものが見えてきて、人生が幸せだったとまで言っている。 本当に良かった。

---------------

朝から凄い雨でしたが、夕方上がりました。病院の窓から見える山には霧煙が上がり綺麗です。

コンクリートの隙間で咲いている”根性”ビオラ、去年より色が薄くなった。でも、今年は仲間が・・そう、”根性”ブリエッタ(^-^)

みんな、強く生きなくっちゃ!

Img_3400konjou_purieta

|

« 定年後は図書館? | トップページ | 荒野の庭 丸山健二著 »

コメント

そうそう、我が家も根性シリーズは、
金魚草・ビオラ・ブリエッタ、、、。
木のブットレアも根性仲間です。

私もこの本を読みました。
医者・患者本人・患者の家族に警告。
そして自己責任のもとで、自分の病と闘う姿勢を学びました。

投稿: いのぶー | 2007年5月25日 (金) 21時10分

そうそう~
みんなたどる道は同じ!
行く所も同じなんですよ。
そこに付くまでにどのくらい満足して暮らせるか?
どれだけ楽しく生きていけるか?
私もいつもそれを考えています。

最近はお陰さまで楽しい♪
小さなことでも幸せを感じるようにしています。
花ひとつ見ても幸せな気分になれるでしょう~

戦う!というとしんどいですからね~
日々の小さな幸せを感じてこれからも張り切っていきますよ~!

夕凪さんもね!

投稿: m子 | 2007年5月25日 (金) 21時34分

我が家は根性バーベナ。
   今年初登場です。
     来年は花を付けると思います。

いいと言われる病院を選ぶことは出来ますが、
  いい医師に当たるかどうかわかりませんね。
  いい先生にめぐり合いたいです。

投稿: ゆきっこ | 2007年5月25日 (金) 21時44分

いのぶーさん こんにちは

『ブットレア』どんな木でしょうか。今度アップしてくださいね。

この闘病記は辛いですね。お互い頑張りましょう。

投稿: いのぶーさんへ | 2007年5月26日 (土) 17時35分

m子さん こんにちは

本当に元気になられましたね。良かった(^-^)

私はまた一から出直しです。お互い人生を楽しみましょう! ありがとう(^-^)

投稿: m子さんへ | 2007年5月26日 (土) 17時37分

ゆきっこさん こんにちは

どこのお家にもあるんですね、"根性**"が。 咲いたら写真アップしてくださいね。

投稿: ゆきっこさんへ | 2007年5月26日 (土) 17時39分

ひやあ〜、凄いですね、根性ビオラに根性ブリエッタ。
去年のも拝見しましたよ。
こういうのを見ると嬉しくなりますね。
頑張らなくちゃ。(^_-)-☆

金沢も今日は黄砂が凄くて、遠くが霞んでいました。
明日はまた夫と山歩きです。
楽しんできます。

夫は大腸がんの手術をして一年半が過ぎました。
夕凪さんと時期が似ていますね。(^_-)-☆
今年になって、ちょこっとまた手術をしましたが全く元気です。(^-^)ニコ

投稿: フィービー | 2007年5月27日 (日) 00時01分

フィービーさん こんにちは

今頃は山頂でしょうか? 重たい機材を背負いながら、撮影している様子が目に浮かびます。

こちらはまだ黄砂の影響があります。金沢の山々は空気が澄んでいるといいですね。写真、楽しみのしてます。

ご主人も大変だったのですね。すっかりお元気になられて、本当に良かった。
私も頑張らなくっちゃ! ありがとう(^-^)

投稿: フィービーさんへ | 2007年5月27日 (日) 13時23分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/147658/15197562

この記事へのトラックバック一覧です: がんと一緒にゆっくりと 絵門ゆう子著:

« 定年後は図書館? | トップページ | 荒野の庭 丸山健二著 »