« 今年もよろしくお願いします | トップページ | 末吉 »

2009年1月 4日 (日)

千の命 植松三十里著

私の評価 ☆☆☆** 2008年12月読書

江戸時代に実在した産科医『賀川玄悦』を描いた伝記的小説。自分の母を出産時に亡くしたことから、医者になることを決意し、独学で世界的に知られる医師にまでなる。
職業の自由が殆どなかった江戸時代に、家を飛び出してくず鉄集めと鍼治療で生計を立てながら目標に向かう姿は凄い。

人は一人一人が生きる意味を持って生まれてくる。私は千の命を救いたい・・・ 凄く立派な人ですね、江戸時代にこんな人がいたのは全然知らなかった。

産科医となる直接のきっかけは、隣の主婦の難産。逆子で肩が子宮口に引っかかり生まれてこない。子は死に、産婦も死ぬのを待つばかり。
産婆が指の長い玄悦に取り出しを試させるが出てこない。
何とか助けたいと必死になる玄悦が見つけたのは、くず鉄の中にある鉤。
自分の子供で鉤と身体との位置関係を確認した後、子宮に入れて死んだ子を引っ張り出すことに成功した。

これがきっかけとなり、同じように死の淵にある産婦の治療を頼まれるようになる。しかし、女性の体のことも知らず、医術の心得もない。
結局玄悦がとった道は、自宅に身寄りのない産婦を住まわせ、その身体で勉強すること。
家族や世間からは非難されるが、着実に知識と技術を高め、やがてその名声がとどろく。

家、跡取り、男と女の思考の違い、などなど小説としても面白く読めた。
生きる目標を持てない若い人に読んでもらいたい本だ。

-------------------------------------------------
今日はぽかぽかのいい天気でした。久々に庭の草花への水遣りも気持ちよかったです。
その後、どこか写真でも撮りにと思ったけど、岡山へ買い物へ。結局何も買わずでしたが(笑)

一週間のお正月休みも今日で終わり、明日からの仕事に備えて手帳類の整備と今週の予定の確認をしました。もう少しゆっくりしたいけど、仕方ないですね。もう頭の中は仕事モードです。
さあ、今年も頑張るぞ!

Img_0535_asahi

日の出前の瀬戸大橋

|

« 今年もよろしくお願いします | トップページ | 末吉 »

コメント

あけまして、おめでとうございますfuji

今年もよろしくお願いしますhappy02

投稿: N | 2009年1月 4日 (日) 23時29分

お仕事スタートですね。

今年もよろしくお願いいたします。

日の出、日の出前の写真とても綺麗ですね。
我が家から見える日の出はいつも屋根の上、電線の中だったりするのでなかなか写せない写真です。
いつか私もそういう写真写してみたいなぁ~

投稿: Miller | 2009年1月 5日 (月) 08時47分

仕事始め、お疲れではありませんか~?

曙に染まる東雲が、希望の夜明け…そんなふうに思えて
元気が出ます!

「一人一人が 生きる意味を持って 生まれてくる」
素晴らしい言葉ですね!

昨今は、その目的を見失った人たちが、問題を起こしています。

投稿: エルモリア | 2009年1月 5日 (月) 16時13分

Nさん 明けましておめでとうございます。

お二人で迎えたお正月、如何でしたか?
野暮な質問でした(笑)
今年もよろしくお願いします。

投稿: Nさんへ | 2009年1月 5日 (月) 21時12分

Millerさん こんばんは

久しぶりの仕事はやっぱり疲れますね。まだ人も少ないし、5時半には退社しました(笑)

住宅地からだとどうしても屋根や電線が邪魔します。早起きして、山か海を目指してください^^

投稿: Millerさんへ | 2009年1月 5日 (月) 21時15分

エルモリアさん こんばんは

素敵な瀬戸大橋でしょう。お気に入りの写真が撮れました(^-^)

10代の頃は、何故生きているのか考えましたよね。こんないい言葉を、実例を持って学校で教えないといけませんね。

投稿: エルモリアさんへ | 2009年1月 5日 (月) 21時19分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 今年もよろしくお願いします | トップページ | 末吉 »