« 桜が咲いていた | トップページ | 予防的手術 »

2009年1月13日 (火)

光の指で触れよ 池澤夏樹著

私の評価 ☆☆☆☆* 2009年1月読書

500ページの長編だから移動中の読書では時間が足りなく幾度となく中断したが、そのまま読み続けたくなるほどに面白かった。

風力発電の技術者の林太郎、専業主婦の妻ナオミ、高校生の息子と幼稚園児の娘の四人家族は、林太郎の不倫がきっかけで、妻と娘が家を飛び出してオランダに住むことになった。家族は崩壊へ向けて進むが、家族一人一人の心の動きを整然とした文章で描く。

思い悩みながらも欧州の共同体で生活をし、スピリチュアルな世界で自らの進むべき道を探るナオミ。これまで必死で開発してきた仕事に夢がなくなり、これからの人生を模索する林太郎。

本書では不倫をきっかけにして「人生」を問うが、不倫に関係なく中年域なると誰しもこれと同じように「人生」を考えるのではないだろうか。

家族とは何か、その中の個人とはなにか。そしてその結びつきとは。主人公達の苦悩を通して色々と考えされられる。

著者の本は初めてだが、他の著作を読みたくなった。

--------------------------------

今朝は氷点下だったとか、寒い毎日です。でも、日課の昼休みの散歩は続けてます。
今日は水島港内にも白波が立つほどの西風、歩き始めはこの西風がもろに身体に当たります。ジャンバーを着てても、散歩に行くのを躊躇するほどの寒さです。
でも、復路はこの冷たい風も心地よいくらいに、身体はホカホカです^^

大阪でタクシー強盗が頻発してますね。景気が悪くなると増えるように思えます。
その対策として、色々と考えられているが、ロンドンのタクシーのように運転席と客席を完全に分離するのが一番いいと思いますね。
運転手と話すときはマイクだし、小さな窓からお金の授受をするので味気ないですが安全にはかえれません。

どうせ、最近はタクシー専用車のコンフォートが多いのだから、分離型にしやすいのではないでしょうか。

Img_0690_onomichi

塀に陶器の瓶が埋め込まれた路地。尾道で。

|

« 桜が咲いていた | トップページ | 予防的手術 »

コメント

ちょっと変わった写真ですね。とてもお洒落でとても好きな写真です。
こんな風に写るんですね。

>中年域になると
私もこの頃いつも考えています。『ねばならないこと』がだんだんと少なくなってきました。あとは自分自身がどう生きるかです。
私はまだ20年くらいふらふら出来そうです。
どうふらふらしようか思案中です(笑)

投稿: hirobou | 2009年1月14日 (水) 03時25分

池澤夏樹さん、沖縄とも関わりのある方ですね^^
1993年からの10年余りを、ここで過ごされたようです。
文学者としての、DNAはお父様の福永武彦さんから
受け継がれたのでしょうね。

タクシー運転手さんの、命を守ることが優先されるべきですね。
あのような狭い空間で、つねに命の危機と向かい合わせの
お仕事は大変なことです。

このお写真、迫力があって好きです!

投稿: エルモリア | 2009年1月14日 (水) 16時23分

何を貼り付けてあるのだろう?と思ったら
埋め込んであるのですね。
尾道のこんな路地を歩きたいです。
温かくなってから(笑)

投稿: pocky | 2009年1月14日 (水) 20時29分

hirobouさん こんばんは

私も好きな写真です。思いっきり塀を入れて強調してみました^^

皆一緒ですよね。そういう意味でこのような小説には共感するのだと思います。

投稿: hirobouさんへ | 2009年1月14日 (水) 22時44分

エルモリアさん こんばんは

ほんとエルモリアさんは物知りですね。自分が恥ずかしくなります。

これほどタクシーの事件が続くと考えてもらえないといけませんね。
味気ないタクシーになるけど、命には代えられません

投稿: エルモリアさんへ | 2009年1月14日 (水) 22時48分

pockyさん こんばんは

そう、大きな瓶が埋め込まれてます。こんな散策も楽しいですよね^^

投稿: pockyさんへ | 2009年1月14日 (水) 22時49分

こんちは〜
尾道って坂が多くて通りも狭く、なんか不思議な感じのする町ですね。個性的。(^_-)-☆

金沢もここ数日とても寒いです。
朝は凍っている事が多く、少し残っている雪もバリバリです。
車のフロントガラスの雪や霜を落とすも辛い日課となっています。wobbly

投稿: フィービー | 2009年1月15日 (木) 12時41分

フィービーさん こんばんは

寒いですね。金沢は雪でしょうか。あと一月、辛抱ですね。

私が歩いた古寺巡りコースには20のお寺があるのですよ。
ほんと面白い町だと思います。

投稿: フィービーさんへ | 2009年1月15日 (木) 21時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 桜が咲いていた | トップページ | 予防的手術 »